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甲南大学 理工学部 物理学科
炭素・酸素といった名前を聞いたことがあるでしょうか?これらは元素と呼ばれ、この世界はさまざまな元素が集まって作られています。元素はその中心に原子核と呼ばれる芯を持ち、その違いによって異なる性質を持ちます。元素が生まれる場所は宇宙の中の極端な環境であり、その環境の違いが元素の多様性を作り出します。原子核物理学者の立場から、元素とは何か、原子核とは何かについて解説します。
国立天文台 理論研究部
生まれた直後の宇宙には限られた軽い元素しかなく、たとえば人体の材料となる炭素や酸素などは全く存在しませんでした。それでは、私たちの身の回りにある元素どこで作られたのでしょうか?それは星の中だと考えられています。また星はその死とともに起こす大爆発によって、さらに新たな元素を生み出します。星の爆発現象に伴い元素が生まれる様子を最新の研究成果を交えて紹介します。
筑波大学 計算科学研究センター
星によって作り出された様々な元素は、その死とともに大爆発によって宇宙空間にまき散らされます。これらの元素は次の世代の星々が生まれるときに取り込まれ、宇宙をめぐり続けます。私たちの太陽や地球もこのサイクルにおいて生まれ出でた存在なのです。現在の最新の研究に基づき、宇宙の中で元素がどのように生まれ、循環し、生命の誕生とどのように関わってきたのかを、宇宙の歴史とともに解説します。
主催:日本天文学会 後援:甲南大学 大阪市立科学館 明石市天文科学館