物質は何からできているのか

古代ギリシャの哲学者デモクリトスは、物質を半分半分にしてゆくとどうなるかを考えました。
その結果デモクリトスは、半分にする作業は無限に続かず必ず終わりがあり、
物質を構成する最小単位である“アトモス”に辿り着くと考えました。
このそれ以上分割できない最小単位という概念は現代物理学の素粒子にあたり、
また、“アトモス”の入れものである「空間」は現代物理学の「真空」の概念に通じるものです。
デモクリトスが考えたように、物質は10-10mという非常に小さい原子がたくさん集まってできています。
その原子はその中心に存在する原子核と、それを取り巻く電子からできています。
原子と原子核の大きさの違いをたとえると、原子を甲子園球場と同じ大きさだとした場合、原子核は球場の真中に落ちている10円玉くらいの大きさになります。
この原子核はさらに小さな核子からなり、その核子はクオークと呼ばれる素粒子から成り立っていることが知られています。